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9月7日更新! 和食の良さを知ろう

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*鹿児島ヤクルト販売(株)CS推進室では、“毎月第1水曜日”に皆さまの健康に役立つ情報を発信しています*


みなさん、「和食」はお好きですか?

世界中の食べ物が、好きな時に好きなだけ食べられる今だからこそ、日本古来の「和食の良さ」を見直してみましょう。そこには私たちが健やかに生きるためのヒントが隠されているかもしれません。

世界が認めた食文化!「和食」

南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきた。

このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、平成25年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された。

⁂ユネスコ(国連教育科学文化機関)

⁂無形文化遺産 芸能や伝統工芸技術など形のない文化で、土地の歴史や生活風習と密接に関わっているもの

「和食」の4つの特徴

(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重

日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられ、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達している。

(2)健康的な食生活を支える栄養バランス

一汁三菜は理想的な栄養バランスと言われている。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、長寿や肥満防止に役立っている。

(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現

自然の美しさや四季の移ろいを表現している。季節の花や調度品、器を用い季節感を楽しむ。

(4)正月などの年中行事との密接な関わり

年中行事と密接に関わって育まれた。自然の恵み「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきた。

こころと体を育む「和食」

私たちは生きるために必要な栄養素を、体外から「食事」として摂り入れなくてはなりません。米や野菜・果物、肉や魚はすべて「命」あるもの。その「命」をいただくことへの感謝の気持ちを「いただきます」の言葉に込めましょう。

また、食べ終わりの「ごちそうさま」は「ご馳走さま」と書きます。これは食事を作ってくれた方へ、

「私の食事のために、馬で走り回るほどの労をかけたこと」に対する感謝の言葉が表れています。

食事は生きるため、こころ豊かに過ごすために欠かすことのできないものと

言えますね。

以前、小学生に「和食って何ですか?」と尋ねたところ、

「みんなで和む食事」と答えた児童がいました。

なるほど、和食は『和む』食事。

体にもこころにも響く良い食事、「和食の良さ」を改めて考えてみませんか?