9月6日更新!秋の夜長は秋の七草とともに
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まだまだ暑い日が続きますが、暦の上では秋になりました。
9月と言えばお月見やお彼岸・秋分の日などの行事がありますね。秋は夜の時間が長いことから「長月」や「秋の夜長」と呼ばれています。また植物も段々と色づき始め紅葉を楽しむ季節でもあります。ところで皆さんは秋の七草をご存知ですか?春の七草は七草粥にして正月料理で疲れた胃を休めたり1年の無病息災を祈る風習ですが、秋の七草はその美しさを観賞用として楽しむものです。7つ一緒に何かの祭祀に使われることはないですが昔から日本人に慣れ親しんだ草花です。秋の七草について紹介します。
萩(はぎ)
秋のお彼岸にお供えする「おはぎ」の名前の由来になっている。
紫や白の花をたくさんつける。ヤマハギやツクシハギなど。
尾花(おばな)
すすきの別名。すすきの穂が動物の尾に似ていることが名前の由来。
お月見に欠かせない植物。
葛(くず)
葛湯、葛切り、葛餅などに利用される植物。葛の根を乾燥させた「葛根」は漢方薬として使用される。
撫子(なでしこ)
大和撫子の撫子はこの花の名前から。可憐な淡紅色の花を咲かせる。
女郎花(おみなえし)
小さな黄色い花が集まった房と枝まで黄色い姿が特長。名前の由来は花の美しさが女性をを圧倒するほどの美しい花と言われる。(諸説あり)
藤袴(フジバカマ)
花の色が淡紫色で弁の形が袴に似ていることから付けられた。乾燥すると桜の葉のような香りがするため香水などにも使用。
桔梗(キキョウ)
青紫色や白・ピンクなどの色で5枚の花びらからなる星形のお花。
蕾は紙風船のように膨らみ古くから親しまれている。
普段中々目にすることのない草花などは、生花店を覗くと店内は秋の植物で染まっていたりします。
秋の夜長は、この七草を飾ってみてはいかがですか?