6月5日更新!今日から実践!食中毒予防
*鹿児島ヤクルト販売(株)CS推進室では、毎月第1水曜日”に皆さまの健康に役立つ情報を発信しています*
紫陽花が咲き誇る頃となりました。青空が恋しい今日この頃。ジメジメとした日が続くこのシーズンは、食中毒菌の繁殖が活発になる時期でもあります。
食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。今回は、この時期増えやすい細菌による食中毒についてお伝えしますね。
細菌は高温多湿を好むため夏に多く発生します。中でも6月以降に増えるのは、カンピロバクター・ブドウ球菌・ウェルシュ菌などの食中毒菌によるもので、腹痛や下痢、嘔吐などの症状が出ます。
食中毒と聞くと、飲食店で発生するというイメージをお持ちかもしれませんが、家庭でも発生しています。家庭における食中毒は症状が軽かったり、家族のうち全員には症状が出なかったりする場合もあるため、食中毒であると認識されないケースも少なくありません。
食中毒を防ぐためには、細菌を食べ物に「つけない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「増やさない」、「やっつける」という3つのことが重要です。
ご家庭でも、食材を低温保存したり、食品の中心部までしっかりと加熱したり、調理後の料理は早めに食べるなど、少し気をつけるだけで食中毒は防ぐことが出来ます!
身体の抵抗力が弱い子供や高齢者だけでなく、誰にでも起こりうる食中毒。健康な人でも風邪やストレスなどで、抵抗力は簡単に弱くなってしまいます。
食中毒の予防と同時に、もしかかっても重症化しないよう、抵抗力をつけておくことも大切なポイントです。
一年で最も食中毒の多いこの時期、バランスの良い食事と適度な運動・休養で食中毒菌に負けない身体をつくっていきましょう!