1月10日更新!腸内環境を整えて花粉症対策!
*鹿児島ヤクルト販売(株)CS推進室では、“毎月第1水曜日”に皆さまの健康に役立つ情報を発信しています*
菌賀新年おめでとうございます。
皆さん、どのような新年を過ごされましたか?今年のお正月は初春にふさわしく暖かかったですね。そして何よりもコロナ禍から抜け出せたと実感できたお正月だったかもしれません。
しかし、まだ新型コロナウィルスは根絶したわけではありませんし、インフルエンザも流行中です。
そんなわけで中々マスクを手放せない人も多いと思います。
また、それ以外でもこれからの季節には、マスク着用を余儀なくされる場合もあります。それは花粉症対策。
「くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・涙目」は、花粉症の一般的な症状ですが、日本人の3人に1人は花粉症だとも言われています。今年は昨年夏の猛暑、そして暖冬の影響で花粉の飛散時期が、過去10年で最も早くなるとも予想されているようです。
ご存じの通り、花粉症は花粉に対するアレルギー反応で発症する病気です。花粉は体内に入ると、免疫機能により受け入れられるかどうかを判断されます。そして異物として排除対象と判断された場合、花粉を攻撃する抗体が作られ、花粉を体外に出そうと抵抗するようになります。この抗体の働きがアレルギー反応です。花粉を体外へ出そうとする行動が「くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・涙目」等々の形で現れるため、花粉が体内にある限り、それらの症状が止まらなくなってしまうのです。花粉症対策としてマスク着用は基本中の基本ですし、花粉症用の眼鏡をかける人もいるでしょう。また、洗眼や鼻うがいでの対策も有効なのですが、花粉症はアレルギー反応のため、何よりも体の免疫力を高めることで抵抗力を上げ、アレルギー反応を抑えることが一番です。免疫機能をつかさどる免疫細胞の多くは人の腸に集中していますので、腸内環境を整えることが免疫機能を高めることにつながります。
腸内環境を整えるために良く知られているのが乳酸菌の摂取。免疫力のバランスを整える働きもありますので過剰なアレルギー反応を抑制することに期待が持てるのです。また食物繊維を摂取することも大きな要素。食物繊維が善玉菌のエサになり、善玉菌が腸内で増えることを促します。善玉菌の増加はアレルゲンとなる花粉の吸収を抑える「IgA抗体」の増加にもつながるので積極的に食物繊維を摂ることが花粉症の症状を抑えることにもつながります。花粉症シーズンに向けて免疫力を向上させて、お鼻のムズムズの無い快適な季節を過ごしたいものです。