11月3日更新!オナラは怖くない
*鹿児島ヤクルト販売(株)CS推進室では、“毎月第1水曜日”に皆さまの健康に役立つ情報を発信しています*
秋の味覚と言えば、何でしょうか?この設問にはいろんなランキング調査があります。その中で必ず上位に入っているのがサツマイモです。あなたの中ではどうでしょうか?「い~しや~きいも~♪」という焼き芋屋さんの声を思い浮かべる人も多いのでは。でも、中には食べるとオナラが良く出るからと敬遠する人もいらっしゃいます。人前でオナラが出ると確かに恥ずかしいものです。
このオナラの成分を真面目に分析研究した機関があります。アメリカの航空宇宙局(NASA)です。その理由には、うなずけるものがあります。宇宙船に乗った飛行士が発するガスのために、火災や爆発が起こったり、中毒になったりすることはないかを調べるためだったのです。
その研究の結果、オナラの臭いの原因になるのは、アンモニア、硫化水素、インドール、スカトールなど、腸内にいる悪玉菌が作る有害物質であることが分かったようです。また逆に善玉菌は、臭いのある成分を全く作らないことも知ることができました。ですから、オナラやウンチが臭いときは腸内細菌は悪玉菌が優勢で腸が不健康な状態であることを示しているのです。
さて、サツマイモを食べるとオナラが出やすいのは、食物繊維が豊富に含まれていることが関係しています。 食物繊維は腸の中で分解されるときと、腸内細菌に代謝される過程でガスが発生します。これがオナラのもと。特にさつまいもは消化されにくく、消化するために腸のぜん動運動の回数が多くなり、そのこともガスを発生しやすくする原因のようです。しかし、サツマイモ食べたときのオナラには、アンモニアはほとんど含まれておらず臭くないとも言われます。
もし、臭いと感じた時にはやはり腸内環境の乱れが考えられ、アメリカのNASAの分析通り、悪玉菌が腸内で増えているかもしれません。肉類などのたんぱく質や脂質の取りすぎや不規則な生活やストレスで腸内環境はすぐに乱れてしまいますので気をつけましょう。
サツマイモは腸のぜん動運動も活発にしてくれ、便秘も改善してくれますし、何よりもオナラが出るのは、腸が元気な証拠でもあります。オナラを怖がらずに栄養満点、食物繊維が豊富な今が旬のサツマイモを腸の健康のために食べてください。
乳酸菌シロタ株やビフィズス菌のヤクルト商品と合わせて飲食すると腸内環境ばっちりできっとオナラの匂いも気にならなくなるはずです✌